恒例の(!?)オジサンの蟹さん業績予想の季節がやってきました。
数字の精度に全く責任を持てないアホルダー予想となりますが、よろしければ最後までお付き合いください。
今までは売上だけを予想するスタイルでしたが、今回は営業利益~純利益まで全てをカバーした予想にチャレンジします!
売り上げを予想するアプローチ(再掲)
これまでと全く同じですが、売上予想のアプローチ方法を再掲。
以下のような考え方で、2Qを予想します。
基本に沿って、セルランの推移から売り上げを予想します。
STEP1:1Q単独の決算のタイトルごとの内訳を算出する
⇒前四半期の全体の売り上げ、国内の売り上げ、海外の売り上げはそれぞれ決算資料に記載があるので確定値です。
ブログでは、過去のセルラン推移を参考に、売り上げを作ったタイトルごとの内訳を予想します。(セルランごとの月商はまつやんさんのHPを参考にします)
STEP2:セルラン推移の動きから2Qの個別タイトルの月商を算出し、積み上げて2Qの売り上げを予想する
本当はSTEP2だけでも良いのですが、敢えてSTEP1を挟むことで正確性の向上や思わぬ見落としを防ぎます。
それでは次の章から予想の結果を書いていきます。
蟹さんの2Qは過去最高売上を微妙に更新するかもしれない
結論から申し上げると、2Qの売り上げは87.6億円の予想となります。
毎回5億円のレンジを設定させてもらっているので、本ブログの公式予想としては売上85億円~90億円とします。
Klabの四半期過去最高売上は昨年4Qの85.4億円ですから、オジサンの予想が当たるとした場合は、僅かに過去最高を更新することになりそうです。
【予想のポイント】
・国内スクフェスは4月の周年イベが大当たりしたため前四半期比で増収
・国内翼は5月まで低調だったが、6月のW杯シーズンで復調。前四半期比増収
・シャニライ、ブレソルは経年劣化により前四半期比減収
・アスタリアがちょっと頑張っていたが、天クラは低空飛行
・海外についてはキャプ翼のセルランが4月と6月に大幅上昇したため前四半期比増収予想(詳細は次章にて)
2Qの業績は海外の売上がどこまで伸びるかにかかっている
前の章で売上の予想をしましたが、国内についてはセルランや対応した月商の目安も公開されていますので、誰が予想をしてもそれ程大きな違いは出ないと思います。
それに比べて、海外の売上については情報の少なさや国数の多さなどから売上の予測が非常に困難となっています。
Klabの場合、海外の売上比率が高い事業構造になってきているので、これらの予想精度によって結果が大きく変わってくるでしょう。
まずは、Klabの海外売上の推移を決算説明資料から確認してみましょう。
2017年以降で見るべきポイントが3つあります。
【FY17 3Q】
3Qで一気に4億円くらい売上が増えていることが分かります。
これは、主にブレソルの夏の大型イベントが大当たりした影響によるものと考えられます。
ブレソルの大型イベントが無ければ、概ね10億円くらいの売上実力値だったでしょう。
【FY17 4Q】
続いて4Qを見ると、ブレソルの大型イベントが剥落したのに売上が微増しています。
これは海外キャプ翼の初動が大変好調だったことが主な要因です。
翼以外のアプリが漸減で9億円くらいだと試算していますので、12月の海外翼は1ヶ月弱の期間で6億円くらい稼いでいたと考えています。
【FY18 1Q】
次の1Qでは一気に10億円くらい売上が増えています。
その内、1~2億円くらいは中国シャニライの可能性があります。(セルランは微妙だったが中国は市場規模が大きいので)
海外スクフェスやブレソルのセルランは漸減でしたので、ほぼキャプ翼1タイトルで頑張ったと言えるでしょう。
逆算すると、キャプ翼は平均で5億円くらいの月商だったと推測しています。
【FY18 2Q予想】
1Qで平均月商5億円いっていたかもしれない海外キャプ翼ですが、セルランについては12月のスタートダッシュに比べるとかなり落ち着いていました。
それが4月や6月はアニメやW杯効果なのか12月と遜色ないようなセルランであったと思います。
セルランから推測すると、2Qの海外キャプ翼は1Qの1.5倍くらいは稼いでいるのではないかと考えています。
しかし、最初に申し上げた通り、海外の月商予測は難しいので精度は保証できません。
仮に海外キャプ翼が1Qの1.5倍売り上げているとしたら、2Qでは初の海外売上高30億円台に乗せてくる可能性が高いと思われます。
円安も寄与しますしね。
営業利益率~純利益の予想にチャレンジ
今回は初めての試みになりますが、営業利益以降の予想も行ってみたいと思います。
営業利益率は20%程度を想定
営業利益については、広告などの費用をどの程度使うかという会社側のさじ加減で大きく変わります。
一応予想しますが、売上予想よりさらに難易度が高い作業になりますので、精度についてはそれなりとお考え下さい。
2Qの費用について主だったものを考えると、国内翼のTVCMとスクフェスの大阪イベントくらいだと思われます。
1Qも多少はCMをやっていましたし、展示会ブースの費用がありました。
ざっくりですが、2Qの費用は1Qとほぼ同額程度あると想定しています。
そうであれば、売上が87億円では営業利益率が20%くらいとなりそうなので、営業利益の予想は17億円とします。
経常利益では為替差益に期待したい
1Qについてはドル円で約6円もの大幅な円高があった影響なのか約1.6億円もの為替差損が発生しています。
ところが、2Qでは一気に為替が改善しまして約4.4円もの円安が進行しています。
為替差益については、為替予約の有無であったり、売上や入金の発生タイミングによって変わってきます。
一概に円安であれば必ず為替差益が発生するとまでは言い切れず、中々予想が難しいです。
ただし、過去の決算を見ると円安に推移した四半期は概ね為替差益が出る傾向ではあります。
2Qにどの程度為替差益が出るか出ないか分かりませんが、やや保守的に見込んで1.4億円くらいの営業外収益が発生すると予想します。(大半が為替差益と想定)
この辺の予想は難しく、正直なところざっくりです。
純利益について、大きな特別損失は出ないと想定
経常利益から純利益にかけて大きな変動があるとしたら特別損失か特別利益になります。
Klabの場合はファンドもやっていますので、上場したソーシャルワイヤーなどの株を売れば特別利益が出ると思います。
しかし、いつ売るかは分かりませんので特別利益を見込む必要はありません。
一方で、特別損失についても主な要素は見当たりません。
ラーメン事業やイベント事業といった不透明な事業からは撤退済みですし、開発が中止になりそうなゲーム開発パイプラインも見当たりません。
事故的に何かの特別損失が発生する可能性はありますが、少なくともオジサンが認識しているレベルでは2Qに大きな特別損失が出る可能性は低いと思います。
特別利益も損失もないとすれば、普通に法人税等が引かれて純利益は12億円くらいになると想定しています。
余談ですが、このままアクセルマーク株が下がり続ければ3Q以降に減損が計上される心配はあります。(額はそれ程大きくありませんが)
あくまでも素人のホルダー予想とお考えください
これまでの章をまとめると当ブログの予想は下記となります。
売上87.6億円
営業利益17億円
経常利益18.4億円
純利益12億円
ご注意頂きたいのは、これらの予想は第三者の予想ではなく、Klab株を保有している人(ステークスホルダー)の予想ということです。
当ブログでは出来る限り客観的に中立的に予想をしているつもりですが、どうしてもアホルダーのお花畑思考が介在している可能性があります。
これから決算が近づくにつれて、Y板やツイッター上で様々な予想が披露されることと思います。
オジサンの予想もその中の1つ程度として、参考にして頂ければと思います!
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