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投資成績・日記

投資成績(11月14日)~考察!エクストリームは何故PTSで売られたのか?~

投稿日:

オジサンです。

昨日(水曜日)の分の更新になります。

 

【本日の成績】

前営業日比 -1,382,234円
11月単月累計 -4,755,133円
2018年累計 +12,006,646円

[本日の主な売買]

(買い)

エクストリーム(新規IN)

⇒決算で上方修正が出たら置いていかれると思っていたので購入。(ボラが大きいので決算当日まで我慢していた)

もともと購入するつもりでしたが、決算当日に大きく下がっていたので予定よりロットが大きくなってしまいました。

 

(売却)

アカツキ(一部売却)

⇒ポジサイズ微調整で少しだけ売却

 

何故エクストリームはPTSでS安まで売り込まれたのか?

これは昨日(エクストリームの決算発表日)の夜のPTSについてです。

 

決算発表を受けて、しばらくエクストリームのPTSがS安に張り付いていました。

これが何故なのかを考察することによって、現状の個人投資家の状況が明らかになるのでは?と思った次第です。

 

エクストリームの決算が注目されていた理由は以下に尽きます。

 

「ラングリッサーの寄与を反映した上方修正が出るかどうか」

 

ラングリッサーの寄与は3Q以降と発表されていましたが、決算発表の時点で3Qは1ヶ月半過ぎています。

数字だけは会社が入手していて、通期予想を上方修正する可能性がややありました。

 

そういった前提のもとでPTS下落の要因を紐解いていきます。

 

決算当日の状況整理

①発表当日まで株価は大きな調整が進んでいた(需給整理)

以下は15日までの1ヶ月の日足チャートです。(決算発表は14日)

なんと決算発表までのたったの4営業日で場中高値6120円から場中安値3755円まで大幅な調整が進んでいました。

しかも、それなりに出来高を伴っています。

 

チャートを見ると決算を期待した買いが集まっていた様子はありませんし、余程悪い決算が出ない限り出尽くし上げになると個人的には予想していました。
(だからロットも大きめに増やした)

 

<1>需給の調整は進んでいたと考えられる

 

②決算にはラングリッサーの追加情報が一切出なかった

決算発表の焦点であったラングリッサーの情報は一切出ませんでした。

上方修正も当然ありません。

 

ツイッターやY板で上方修正のことが煽られていたので失望があったと思います。

ただし、追加情報が出なかっただけであり保留という状況です。(悪材料は出ていない)

 

<2>ラング追加情報無しによる一定の失望売りは出るが、わざわざPTSでS安付近で投げる理由にはならない

 

③2Q累計実績の数字は前年同期比で増収減益であったが会社予想よりは良かった

2Qの実績を見ると、営業利益の時点で前年比-22.6%という部分が悪い印象を与えます。

 

しかし、実は最初から会社予想では通期で-44.6%の営業利益が見込まれていました。

従って、2Qはむしろ会社予想より良い実績であったことが分かります。

 

純利益が低いのは営業外費用(投資損失)が4200万円発生したことが原因です。(短信のPLを見れば一目瞭然)

この一時費用が無ければ純利益でも会社予想に対する進捗率が7割近くに達していました。

 

下期に新たな一時費用が発生しなければ、ラングリッサーなしでも通期予想の純利益を達成できるレベルの決算でした。

 

<3>ラングリッサーを除く決算数値は良好であった

 

④決算発表後のY板、ツイッターの反応

決算発表後の反応としては以下の2点が多かったです。

 

(ⅰ)ラングリッサーの情報が出なくて残念だ

(ⅱ)減益の糞決算だ

 

特にY板では(ⅱ)に関する悲観的なコメント、売り煽り一色になりました。

本来は③で述べたように、糞決算どころか会社想定より良いものだったのですが・・・

 

<4>Y板、ツイッターでは減益に対する売り煽りで溢れていた

 

PTSでS安まで売られた原因の考察

整理した4つのポイントを並べてみましょう。

 

<1>需給の調整は進んでいたと考えられる

<2>ラング追加情報無しによる一定の失望売りは出るが、わざわざPTSでS安付近で投げる理由にはならない

<3>ラングリッサーを除く決算数値は良好であった

<4>Y板、ツイッターでは減益に対する売り煽りで溢れていた

 

こうして見ると、売られる理由は<4>しかありません。

会社の通期予想や短信の後ろに付いているPLを少し見るだけ決算が良好であったことは簡単に分かるのに。

多少は売られるとしても、すくなくともPTSのS安で売る人は何なのでしょうか。

 

結論としては、何も考えずに買っていた質の低いホルダーがたくさんいたと言えるでしょう。
(持ち株の決算資料さえ見ない、あるいは理解できない)

 

もう1つの落とし穴、言い換えればオジサンがミスを犯したのはポイント<1>の解釈です。

本当に直近の株価の下落で需給の調整が進んでいたのでしょうか?

 

直近4営業日の大幅下落の期間には以下のことが起きていたのではないだろうか。

 ・賢明な複数の大口個人の売りが出ていた(十分利益が乗っているし、敢えて決算を跨ぐリスクを犯すことはない)

 ・質の低いホルダーは決算一発逆転に賭けて耐えていた、ナンピンしていた

 

結果的に決算を迎える時には質の低いホルダーの割合が増加してしまっていた可能性があります。

大幅下落を我慢してメンタルがボロボロだった状態で(見た目上の)糞決算を見たがために、PTSで売ってしまったのでしょう。

 

ホルダーの質の低下はY板とツイッターの影響があると思います。

 

<今回学んだこと>

根拠も解説もない買い煽りが溢れているSNS銘柄は質の低いホルダーの比率が高い

 

その前提で投資をしないといけないなと思います。

逆にそういう銘柄は見た目上のしょうもない好材料でも上がることがあります。

質が低いホルダーが多い銘柄が絶対に駄目というわけではなく、良し悪しですね。

 

後書き

今回のエクストリーム考察は昨日(水曜日)までの情報によるものです。

 

結果的に今日のエクストリームの動きとしては、寄付きから後場の途中まで明らかにPTSより高い値段で推移していました。
(一時プラス転換する場面もあった)

 

これはPTSで質の低いホルダーが投げた分を、決算資料が読める賢明な投資家が拾ったと言えるでしょう。

 

最終的には大幅安で引けましたが、それは午前中に拾った賢明な投資家が投げたことが原因だと思います。

日計りで十分な利益が乗っていたので、敢えて日を跨ぐ動機もなかったのでしょう。

何故ならば、あくまでもエクストリームの株価は思惑で形成されているに過ぎないからです。(ファンダの裏づけはまだない)

 

明日以降の展開ですが、ラングリッサーの思惑を睨みながら需給戦が展開されることになると思います。

 

良い子は触らないことをお勧めしますw

(オジサンはホルダーなので買ってくれると嬉しいのですが・・・)

 

 

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