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投資成績・日記

投資成績(4月15日)~利益成長率との関係から見る高PER銘柄の難しさ~

投稿日:

オジサンです。

 

本日は日経平均が余裕で22,000円をブチ抜く展開になりました。

連日で年初来高値を更新するという力強い展開!

 

一方で、個人の空売りが凄く溜まっているみたいですね。

 

ぶっちゃけオジサンも今の日経快進撃には多少の違和感を持っています。

ただ、「トレンドには素直に乗る」ということをおススメします。

 

×そろそろ下がりそうだから売る(スケベ売り)

そろそろ下がりそうだけど、下がってから売ればええやんと考える

 

「頭と尻尾はくれてやれ」の精神ですね。

 

【本日の成績】

 

前営業日比 +1,090,326円
4月単月累計 -3,598,967円
2019年累計 +3,801,142円

 

 

[本日の主な売買]

(買い)

インフォコム(買い増し)

⇒反発の兆しが見えてきたので先日減らした分を買い直し。今の水準なら余裕で決算跨ぐ予定です。

 

(売却)

なし

 

マイPFについて調べてみると、日次で100万円以上のプラスは3月27日以来でした・・・

そろそろ長いトンネルを抜け出すことが出来るかな”(-“”-)”



好業績を発表したサーバーワークスのPTSが暴落中

本日は昨年上場したサーバーワークス(以下、サバワ)の決算発表がありました。

結果を見ると、前期実績は46%の増収かつ5.3倍の営業増益。

さらに、今期予想についても34%の増収かつ、11%の営業増益。

 

前期に特別利益があったせいで純利益の予想はマイナスになっていますが、力強く成長していると言えるでしょう!

 

しかし、この記事を書いている時間でPTSが-11%の大暴落。

なぜ好決算だったのにサバワのPTSは暴落しているのでしょうか??

 

サバワのPERから期待成長率の目安を計る

決算を迎えるにあたり、サバワには1つだけ問題がありました。

それは、前期会社予想の段階でPERが約83倍と高過ぎたことです。

 

決して、高PERの銘柄を避けるべきとは思っていません。(むしろ盲目的に低PERを割安と勘違いして買う方が危ない)

しかし、高PER銘柄には高PERに見合った成長率が期待されるということが原則になります。

 

では、PERが80倍台であったサバワの場合は、どのくらいの成長率が期待されていたと考えるべきでしょうか?

 

年間の利益成長率と妥当PERの関係

細かい説明は省きますが、PERとは株価をEPS(1株利益)で割った数字になります。

 

(例)株価1000円の銘柄のEPSが100円ならばPER10倍

 

上記例が意味するところとして、仮にEPSが今後一定(成長率0%)であれば10年間で投資額をペイできるということになります。

 

経験則的に、成長率が0%の株の適正PERは10倍程度と言われています。(投資家は株式というリスク資産に対して10年間でペイできることを期待する)

EPSの成長率が概ね一桁%台の日経平均のPERが概ね14倍~16倍に収まることが多いのも納得。

 

では、EPS年間成長率が0%の株の適正PERが10倍として、成長率と適正PERの関係を表にしてみました。

表の見方について補足します。

例えば年間成長率が20%の場合は、10年間のEPS合計値2596円になります。(計算しやすいように初年度のEPSを100円とする)

そうすると、初年度の時点で株価が2596円であったとしても投資家が期待する10年間でペイするという基準に収まるので適正株価となります。(PER25.96倍)

 

この表に当てはめると、サバワのPER80倍台というのは成長率40%以上を期待されていたことになります。

それが、営業利益で見ても11%くらいの伸びに留まる予想が出されたため、投資家が失望したと考えられます。

 

ただし、サバワについても売上では34%の増収予想です。

人員採用やシステム関連の先行投資のせいで、売上の伸びに比べて営業利益の伸びが見劣りするようです。

 

仮に、決算資料などで「先行投資がなければ営業利益が40%くらい伸びる計算です」といったことを示していればPTSの暴落はなかったかもしれません。

この辺りの数字の見せ方は経営者のセンスに左右されますね。(例えば、ロコンドは見せ方が割と上手い)

 

 

原則として、高PERの銘柄はその分だけ高い成長率を期待されているということを知っておきましょう。

 

 

(余談)

不動産株は翌年度の利益成長率が30%以上あってもPERが10倍以下という極端な銘柄が結構あります。

これは、ビジネスモデルが市況に影響されやすい特性があるので、安定的に利益成長を維持できるか懐疑的に見られていることが多いからです。

ビジネスモデルによっても適正PERは変わってくるので、PERは同業他社と比較せよということが株の教科書によく書かれているのだと思います。

 

実は比較的安定的に業績が伸びるビジネスモデルの不動株も割安に放置されていることがあるので、そこはチャンスだったりしますね✨

 

後書き

今はGMOを使っていますが、なんとなく証券会社を変更しようかと検討中。

 

GMOはVIP会員のハードルが他社より低いというメリットがあったのだが、最近は他社もハードルを下げるところが出てきている。

PTSも使えるらしい楽天証券とかも良いのかなぁ。

 

移管がかなり面倒なので、結局変えない可能性もありますが・・・




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