今日は日経、新興ともにイマイチでした。
円高と貿易摩擦の影響がダブルで出てきそうな1Q決算に対する警戒感も根強いものと思われます。
マイPFも全体的には不調だったのですが、アスクルさんが孤軍奮闘で久しぶりにプラス確保♬
アスクルとヤフーの大喧嘩はどうなるのでしょうか・・・
【本日の成績】
前営業日比 | +1,266,693円 |
7月単月累計 | +4,875,796円 |
2019年累計 | +23,697,101円 |
[本日の主な売買]
(買い)
スクエニ(買い増し)
⇒落ちるナイフっぽいけど、やはり1Q決算に期待しているので落ちたところを拾ってみた。
今日から始まった、とあるIFの水着ガチャでセルラン1桁いくのではないかという個人的な思惑もあり
アスクル(買い増し)
⇒少量買い増し。
今後どういう値動きになるのかしっかりと勉強したいという意気込みで。
(売却)
アルヒ(一部売却)
⇒2000円&25日線割れを見て、様子見として一部売却。
マクロ指標を見るとアルヒにとって重要な中古不動産の成約件数は悪くないようだし、値動きが落ち着いたら買い戻すと思われ。
スクエニのアホ板とか見ていると、引き続きドラクエウォークの配信思惑に関するコメントが多目。
配信日が発表されたら株価が上がると思っているのでしょう。(そこで売り抜けるつもりかと)
オジサンはむしろドラクエウォークをオマケくらいの感じで捉えています。
アスクルとヤフーが大喧嘩!一体どうなるの?
今日はアスクルとヤフー経営陣の確執が明らかになりまして市場を賑わしました。
両社は資本業務提携をしておりまして、ヤフーはアスクルの株の45%(議決権)を保有する筆頭株主なのですよね。
ザックリ言うと下記のような感じ。
(ヤフーからの申し出)
「アスクルはん!アンタんとこのロハコ事業(個人向けネット通販)の業績イマイチやん。」
「ウチで面倒みるさかい、事業譲渡してくれんかいのー?」
(アスクルの返し)
「なんでやねん!ロハコは赤字やけど、これからようなっていくんや」
「ロハコはウチの成長事業やから渡せまへんで!」
(ヤフーからの返し)
「なんやと生意気やなぁ~(怒)」
「それやったら岩田社長は退陣さしたるで!」
このような確執が明らかになった時点でアスクルの株価が急騰しました。
急騰初期の理由は敵対的TOBの思惑が働いたと考えられます。
では、なぜ社長退任要求の話から敵対的TOBの思惑が発生したのでしょうか?
ヤフーはアスクルの岩田社長の退陣を要求しているわけですが、株主総会で取締役の選任・解任をするには議決権で50%以上が必要です。
ヤフーの持ち分は45%でしたから、50%以上までを買い付ける敵対的TOBに発展する思惑が発生しました。
我々個人投資家はお金儲けの手段として投資をしていますから株価しか気にしません。
しかし、株式は一定以上の数量を持てばその会社の支配権を得ることが出来るという性質があることを忘れてはなりません。
自分の持ち株についてTOBといった支配権に絡む事象が発生した場合に、この辺りの仕組みを予習しておくときっと役に立つでしょう。
(持ち分比率と主な支配権)
2/3以上 | 株主総会の特別決議 ・定款変更 ・第三者割当増資 ・事業譲渡、合併、株式分割、株式交換 など |
過半数 | 株主総会の普通決議 ・取締役の選任・解任 、報酬の決定 ・配当額の決定 など |
1/3超 | 特別決議の否決(3分の1以上持てば3分の2以上持つ人が存在できない) |
今回のヤフーの場合は、第2位の株主がヤフーへの賛同を表明をしてくれたため、買い増しを行わなくとも2社合わせて保有比率が50%を超える見通しになりました。
一旦は敵対的TOBの思惑が萎んだ格好です。
その後もアスクルの株価が上がり続けたのは、ロハコの切り離しによる特別利益&赤字解消、経営陣刷新による業績改善の思惑などが要因であると考えています。
一見するとアスクル経営陣側が不利に見えますが、こういう話は最終的にどのように転ぶか分かりません。
成り行きを見守ると大変勉強になると思います。
後書き
旅行から帰ってきて思いっきり日常が始まっています。
日常ってなんだかつまらない・・・
ってか、ワイの日常ってこんなんやったんか。
日常の底上げ活動に取り組みたいと思います!
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