本記事を書いているのが11月12日(日)です。
明日の13日(月)にマイネットの3Q決算が発表される予定です。
しかしながら、やるやると言いながら投稿できていなかった2Q決算資料の分析を行ないたいと思います。
(我ながら仕事が遅いっ!)
明日3Qなのに2Qの分析かよって感じですが、3Q以降も含めてマイネットの現状や展望を含めた幅の広い内容にしたいと思います。
尚、本記事はある程度マイネットのことを知っている人向けの内容となります。
イメージ的にはホルダーさん向けです。
マイネットという社名を初めて知ったという方には分かりにくい内容になりますがご了承ください。
2Q決算資料を徹底的に分析してみよう!
マイネットの決算資料はかなり分かりやすく作られていますし、説明会の動画も四半期ごとにUPされているのでIR開示が丁寧と言えます。
資料から読み取れるメッセージや要点について、オジサンなりの解釈をこの記事内で書いておきます。
以降はマイネットの決算資料を「引用」させて頂きながら解説していきます。
尚、オジサンはそこそこの額を保有しているマイネットのホルダーですが、本ブログの立場から出来る限りニュートラルな視点で悪い点を含めて書いていきたいと思います。
(それほど訪問者の多いブログではないので、何を書いてもそんなに影響ないと思いますがw)
我々投資家は、営業赤字と純利益の赤字を分けて考えるべき
2Q決算では、残念ながらマイネットは上場後初の四半期単独で営業赤字かつ純利益も赤字となってしまいました。
見た目上は純利益の赤字が目立つため、決算発表直後の株価は暴落しました。
今後のマイネットを考える上で、小幅営業赤字と純利益の大幅赤字は要因が大分違うので別で考える必要があります。
純利益の大幅赤字は、特損という基本的には一過性の損失計上による影響が大きいからです。
売上の伸び悩みと費用の増加で2Q単独営業赤字に転落
売上の伸びが限定的となり、費用の増加をカバーできなかったせいで営業赤字となった
マイネットの2Q決算資料P7/8を引用します。
上段が売上高、下段が営業利益の推移となります。
上段の売上の方を見ると、5タイトルを新たに仕入れたのにも関わらず、Q on Qの売上の伸びが0.3億円となっており僅少に留まっています。
原因は、既存タイトルの経年劣化による売上減を追加5タイトルで十分に補いきれなかったからだと考えています。
追加タイトルが想定通りの売上にならなかったことは、説明動画の中で上原社長も言及されております。
続いて、営業利益についてです。
一般論として、営業利益は「売上」ー「費用」で算出されます。
売り上げが減るか費用が増えないと、営業利益は減らないのです。
マイネットの場合は1Q⇒2Qで売上が横ばいだったので、営業赤字になった原因は費用の増加にあるはずです。
その費用の増加が悪性のものか良性のものかを投資家は判断する必要があります。
1Qに比べて何の費用が増えたのだろうか?
マイネット2Q決算資料P10の費用の推移を引用します。
費用が増えている項目で注目しておきたいのは赤枠を付けた3項目です。
①PF使用料
主に、Google、Apple、GREE、モバゲーなどに売上に応じて支払う手数料であると考えられます。
売上に連動しますので費用の額の増減は気にする必要がありません。
見ておきたいのは、売上に対する比率が上昇している点です。
(1Q:27.3%⇒2Q:29.2%)
おそらく原因は売上構成比(プロダクトミックス)の変化であると思います。
具体的には、ネット計上と予想されるデジモンやFFGMが1Qに対して売り上げが減少したことや、ブラウザゲーの比率が下がったことが原因と推測しています。
ネット計上の方は会計の問題なので気にする必要はありません。
利益率が高いブラウザゲーの経年劣化はDeNAやGREEの決算資料を見ても、もはや止められない流れとなっています。
ブラウザゲーの経年劣化は止めることが出来ない前提で、今まで以上にトップライン(売上)をネイティブアプリで伸ばしていかないと十分な営業利益が稼げない可能性があります。
対策としては、とにかく良質な買取を増やしてトップラインを上げていく他にないでしょう。
②外注費
外注費がQ on Qで約1.3億円と大幅に伸びています。
これは主にFFGMのアップデートとデジモン海外のための先行投資と考えられます。
FFGMはうまくいっていませんが、デジモンの海外は想定以上の結果を出してくれていると思います。
外注費増加は先行投資としてのチャレンジですので、個人的には問題のない費用増加だと思います。
③減価償却費
3つ目は減価償却費用となります。
タイトルの買取が増えたので、償却が終わった分より新たに償却が始まる額が多くて当然です。
しかし、売上の伸びに対して減価償却費の伸びが大きいです。
すなわち、2Qで獲得したタイトルの売上が会社の期待値に届いていない点は、社長の言及がなくとも売上と費用の項目を読み込めば大体分かります。
次の3Qについては、シリコンスタジオからの買取タイトルによる増加分もありますが、2Qの減損による減少分も見込めます。
費用推移についての考察まとめ
まとめると営業赤字に転落して原因は以下の通りと考えています。
・利益率の面で、プロダクトミックスの悪化
・先行投資チャレンジによる外注費の増加
・減価償却費の増加に対して、それに見合った売上を作ることができなかった
上記に加えて、人が増えた分の人件費の増加も影響しています。
一方で、素晴らしい点もあります!
・タイトルが増えているのに、サーバー費用がほとんど増えていない
・タイトルが増えているのに、広告宣伝費の比率を小さいままでキープ
この2つが出来ているということは、スケールメリットが働いていると考えられます。
広告宣伝費についてはクロプロの効果もあるのでしょう。
良質な買取タイトルを増やしていけば、スケールメリットによる営業利益率の増加が期待できる企業だと言えると思います!
営業CFが大幅黒字なので投資家は財務面の心配は不要
マイネット2Q決算資料P10の費用の推移を引用します。
これは非常に重要なスライドだと思います。
注目すべきは2Q累計で営業CFが10.6億円もあることです。
これな何を意味するかというと、買取などの投資を行なわないとしたら単純計算で6ヶ月ごとに10億円ずつキャッシュが貯まっていくような状態です。
これはマイネットの規模の会社からして非常に優秀だと思います。
過去の資料から推測すると、マイネットの減価償却は2~3年程度の短い期間で行なわれていると考えています。
ストック型ビジネスモデルの経営がうまくいっているかどうかは、好循環が回っているかを見るべきです。
<ストック型ビジネスの好循環>
資産(ゲーム)を購入する⇒減価償却によって会計上の利益を圧縮し、税金支払いを後ずれさせる(CFは増加)⇒増えたCFでさらなる資産(ゲーム)を購入する⇒
万が一ですが、マイネットの営業CFが赤字になるようなことがあれば赤信号に近い黄色信号です。
そうなればオジサンも投資資金を引き上げることになりますが、当分は大丈夫でしょう。
財務は良好です
2Q時点で現金が25億円程度ありますし、自己資本比率も70%以上あるようです。
倒産の心配は全く無いどころか、むしろ現金持ちすぎで自己資本比率も高すぎると思います。
これらの余剰資金をいかに早急かつ有効に投資にまわせるかが、経営陣の手腕に求められています。
今後の仕入れ体制・戦略変更に対しての考察
今のマイネットの成長において、最も重要なのは良質な買取を増やすことです。
残念ながら2Qでは減損が発生しましたが、それらの反省から体制と戦略の変更が発表されています。
まず上段の図の体制についてですが、分散していた組織を統合して強化するようです。
マイネットは既に他社が運営されているゲームのデータを分析することによって、それらの売上の将来予測を行なって投資価値を判断しているそうです。
(オジサンの新作セルラン初動予測と根本的には似たスキームだと思います。)
しかしながら、得られた結果と実績に乖離が生じたようで、減損となってしまいました。
乖離が生じた原因は明らかではありませんが、投入する変数が不足している、あるいは定量的なデータに頼りすぎている、といったことが考えられます。
前者についてはゲーム会社から買い取り前に貰うデータの種類を増やして改善するそうです。
後者についてはオジサンの推測です。
定量データだけで何となく統計を回しても、とりあえずの結果は出ます。
その結果だけを鵜呑みにすると、思わぬ落とし穴に嵌ってしまう可能性があると思います。
時間と予算がかかりますが、定性インタビューを行なったり、ゲームをプレイ評価するモニター組織などがあっても面白いかもしれません。
買取方針の変更は一長一短なので今後の推移を注視すべき
次に図の下段の方を見ていきます。
今までは買取を中心に行なってきたが、リスクを低減するために一旦は協業から入って後で買い取りに移行する方法も活用する、とのことです。
こうすることで、協業(=運営をマイネットが行なう)に移行した段階で結果が思わしくなければ、買取をやめたり買収価格を下げる交渉を行なう余地が生まれます。
これが機能すれば、確かに減損のリスクは大きく減ります。
一方で、これによってマイネットの成長が鈍化する危険性もあります。
後出しジャンケンのような契約となるならば、それなりに契約上のデメリットも請け負うものと考えられます。
一番の心配は、仕入れに慎重になりすぎて買取のペースが鈍化することです。
上原社長の説明では、3Qは準備期間として仕入れのペースを低減させるとのことです。
実際に3Qは買取関係がほとんどありませんでしたが、4Q以降に投資を積極的に推進してくれるかどうかを注視していきたいです。
リスタートモデルの2タイトルについての考察
マイネットがチャレンジしているミドルリスクミドルリターンのリスタートタイトルについて見ていきます。
尚、リスタートの2タイトルは明らかにされていませんが、過去の情報やアプデのタイミングから考えて99%くらいの確率で1stが「デジモンリンクス」、2ndが「FFGM」だと思います。
デジモンリンクス
グラフにもある通り、アップデート直後に明確なセルランの上昇がありました。
しかしながら、効果が長続きせず、3Qにあたる7~9月のセルランも漸減しています。
しかし、デジモンの方は10月から海外配信がスタートしまして、未だにそこそこ好調を維持しています。
これは、次の4Qに対する寄与に期待しています。
FFGM
FFGMの方はアップデート後の反応も薄く、7月~9月もセルランの推移が厳しいです。
ちょっと減損にならないか心配になる感じです。
どのような経緯でFFGMがリスタートに選ばれたか不明ですが、ちょっと失敗だったかなと思います。
(FFGMの不発をきっかけに、マイネットの株を一旦手放したこともあります)
FFブランドのアプリが乱発されている状況と、日本におけるMMORPGの難しさから個人的には不安を感じていました。
まあ、チャレンジはチャンレジ!
失敗は反省をして次に活かして頂きたいです。
デジモンの方は海外で成功していますので、チャレンジを継続して欲しいと思います。
AIによる自動運転の件は過剰に期待しない方がいいと思う
長くなってきましたが、続いてはAIによる運営の自動化についてです。
AI(人工知能)は考えてくれない
AI(人工知能)による自動運転については個人的にやや懐疑的に見ております。
個人投資家は、AI、AR、VRみたいなワード好きなので期待している人も多いと思いますが。
人工知能と聞くと、一般の人は何やら得体の知れないすごいものと感じると思います。
知能というネーミングが誤解を招きますが、あくまでも今のAIは0/1(デジタル)の世界を超越していません。
要は考えることが出来ないのです。
機械学習という方法で、過去のデータを大量に読み込ませてパターン認識させているに過ぎないと思います。
マイネットが自動運転を適応しようとしているタイトルは終末期フェーズのもの
マイネットのゲームはサービスを終了するものがあります。
減損は置いといて、健全に寿命を迎えたタイトル終了についてです。
マイネットにおける寿命を迎えるタイトルとは、売上<運営費となったタイトルだと考えられます。
自動運転を適用することによって運営費を下げ、少しでも延命しようという形です。
敢えて悪い言い方をすると、使い終わった歯磨き粉のチューブをひねり回して後1回分の歯磨きをやりましょうというイメージだと思います。
うまくいっても、歯磨きが何回も出来るくらい使えるようになることはありません。
AIの判断ミスによるPARADEブランド毀損に懸念
AIというのは完璧ではないので、もしかすると誤った判断をしてしまうかもしれません。
そうすると、ユーザーにとって不利益となって満足度が下がる危険があります。
ソシャゲの体験として有り得ない体験をすると、そのユーザーは不満をSNSにUPするかもしれません。
それが拡散でもしたら、マイネットの運営はダメだとレッテルを貼られる危険性があります。
今のマイネットは自社のタイトル群にPARADEというブランドを冠しています。
ブランドというのは良い方向に働くと効果的ですが、悪い方向に働くと大変な逆効果になってしまいます。
一部の自動運転タイトルの運営不備によって、PARADE全体がダメージを受けるリスクがあると思います。
歯磨き粉の一回分を搾り取る行動の結果、マイネット全体に対して悪影響が出るようなことがないように期待します。
マイネットがどのレベルで自動化しようとしているか分かりませんが、あくまでも部分的な適応に限られると思います。
そうでないとオジサンの懸念が現実になるかもしれませんから。
一見すると夢のような機能に見えますが、細心の注意を払いながら自動運転化を扱って欲しいと考えています。
触れませんでしたが、INDETAILさんへの移管は問題ないですし、積極的にWin-Winの関係で活用して欲しい。
ネクストマーケティングの新規事業は先行投資の段階
本当はもっと詳しく解説したいのですが、今回は簡単に書きます。
ネクストマーケティングの新規事業はソシャゲに特化した広告運用のプラットフォームを構築するといった内容です。
運営によって培ったデータドリブンのノウハウを活用するもので、既存事業とのシナジーがあります。
ニーズもありそうですし、非常に良い戦略だと思います。
ただし、プラットフォームを取りに行くということは先行投資が必須です。
B to Cで言うと、ヤフオクと楽天オークションが分かりやすいかもしれません。
たぶんヤフオクと楽天オークションは機能的には大差ないのだと思います。
でもシェアは圧倒的にヤフオク。
<PFは先に押さえたもの勝ち>
ユーザーはたくさん出品物があるオークションサイトにアクセスする⇒出品者は買ってくれる人(アクセス)が多いサイトに出品したいと思う⇒出品が増えてユーザーがさらに集まる⇒以降繰り返し
今は料理動画のメディアプラットフォーム争いとして、クラシルとデリッシュキッチンが火花を散らしています。
マイネットの新規事業の場合は、競合の関係は無いかもしれませんがプラットフォームであることには変わりありません。
まずは、接続してくれるデータの量の充実とユーザーを増やすことに注力する段階だと思います。
先行投資というものは個人投資家に不評なのですが、ここは中長期で見てあげたい領域です。
3Q決算は悪い数値を予想
月曜日に発表される3Q決算ですが、あまり良い数字にならないと予想しています。
おそらく、営業赤字継続かトントン程度ではないでしょうか。
営業利益は「売上」-「費用」ですから、分けて考えてみます。
3Qの売上と費用の増減要因を考える
3Qの売上増減想定
<プラス要因>
・「刻のイシュタリア」及び「逆襲のファンタジカ」のフル寄与
(シリコンスタジオの決算から2~3億円前後と想定)
<マイナス要因>
・既存ゲームの経年劣化(10%~15%前後想定)
3Qの費用増減想定
<費用減少要因>
・前四半期の減損分の減価償却費
・FFGMの外注費が少し減るかもしれない
<費用増加要因>
・シリコンスタジオから買収したタイトル償却や人員の費用がフル寄与
要は売上が劇的に増える要因も費用が劇的に減る要因もないため、2Qに続いて低調な数値を予測しているわけです。
期待も含めて、4Qは急回復の見通しを出してくれると思う
3Qが悪いと予想しているなら株を持つべきではないのですが、オジサンはホールドしたまま3Qを跨ぐ予定です。
理由は、今回の決算で通期の会社予想が提示されるものと思いますが、そこで黒字転換の予想が示されると思うからです。
また、決算資料などで将来の道筋を示してくれることを期待しています。
3Qは良くないけど4Q以降はこうなんだと。
最後におまけで妄想をw
長い文章にも関わらず最後まで読んで下さった方には心から感謝申し上げます。
これまでの章は数字をベースとした決算資料の分析となります。
最後に分析ではなく個人的な妄想をオマケで記しておきます。
大量の資金を何に使うの?
今のマイネットには現金がたくさんありますし、営業CFの黒字も大きいです。
マイネットが、腰の重い大企業のように内部留保として資金を腐らせるとは到底思えません。
静かだった3Qですが、4Q以降に何か大型のM&Aを考えている可能性に密かに期待します。
問題があるかもしれないのでブログにスクショは載せませんが、とある採用ページにマイネットの総務(マネージャー候補)の求人がありました。
オジサンが確認した時の最終更新日は8/29でした。
そのうたい文句がこれ↓
「700⇒1000名体制へ!組織運営の要となる総務(マネージャー候補)募集」
どのくらいのスパンなのか分かりませんが、300名採用するなどマイネットの規模の会社では普通の面接による採用は到底不可能です。
10人に1人受かるとしたら3000人面接する必要があります。
これは大型の買収が潜んでいるのかな!?
ただの妄想ですので無視してくださいw
オジサンはツイッターもやってますので宜しければフォローをお願いしますm(__)m
2Q決算前からのホルダーです。
素晴らしい分析記事をありがとうございます。
2Q決算資料と説明動画を何回も確認して、リスクはありつつも将来性のある事業内容に揺らぎは無いと思い、ひどい含み損ですが保有を続けています。
3Q決算発表が不安で仕方なかったのですが、オジサンのこの記事のおかげで、少し勇気が持てました。
仮に悪い内容で株価が下がっても耐え忍ぶことができそうです(笑)
ブログ応援してます!
返信が大変遅くなってしまい申し訳ございません。
マイネットはまさかの3Q黒転で株価も良い感じに上げてくれましたね!
アカツキショックのせいで下げてしまいましたが、今後の展開に期待できると思います。
引き続き多数の銘柄をカバーしていきたいと思うので、今後ともよろしくお願いします♪
いつもながら詳ししい分析と考察、ありがとうございます。
文字数の関係でこちらに書かせて頂きます。
まずありがたいのは倒産はなさそう、という安心感 (笑)
オジサンが指摘されているようにプラットフォームを構築や、余剰資金の使い道、増員は、大きな目標を持っている為だと思いますし、社長さんが繰り返し「長期の株主さま……」という言葉を使うのはこのプランが念頭にあるからではないかと想像しています。
(この長期の株主さま、という言葉は短期を蔑ろにしているとも取られるので使い方は慎重にお願いしたいですが)
図らずも長期ホルダーになりつつありますが、期待を持って応援したいと思っております。
ツイッターの方でもお世話になってます!
マイネットの倒産の危険性は自己資本比率とキャッシュフローなどを見ると大変低いことが分かります。
完全に攻めに転ずる体制は3Qで社長が作ってくれているので、4Q以降に期待しています。
一時に比べて注目度が下がっていますが、大変面白い銘柄だと思います!