投資成績（1月10日）～日本初のスピンオフIPOは如何に～

 

戦争問題も落ち着き、米中問題も沈静化中。

とりあえず段々と株式相場が落ち着いてきました。

 

今晩の雇用統計に問題がなければ、しばらく上昇トレンドに入るかもしれませんね(^^♪

 

【本日の成績】

 

サイバーステップ（新規IN）

⇒たぶんだけど、来週の2Q決算を跨ごうと思うので購入。

着目したポイントはトレバ好調以外に、2Qは1Q決算からCM費用と為替差損が消えるであろうこと。

9月初め⇒11月末ではかなり円安（1ドル105.9円 ⇒ 109.5円）になっているので、逆に為替差益が出るんちゃうかな。

トップラインの伸び以上に増益になることに期待。

 

ネクステージ（買い増し）

⇒今日は買う予定なかったのだけど、大きく下がっていたのでナンピン。

落ちるナイフを掴むなと言うけど、業績は好調だから気にしない。

（売却）

 

島忠（一部売却）

⇒こちらも1泊2日のつもりだったが、大規模な自社株買いが発表されたので半分は継続保有。

しばらくは、需給だけでも旨みがあるのかもと思い。

 

コロプラ（一部売却）

⇒ネクステージとか予定外の購入もあったので、PFサイズを考えて調整売り。

 

 

ネクステージの被弾があったものの、他の主力が軒並み好調でYH更新です。

日本初のスピンオフIPOとは

今日買った銘柄ですが、コシダカホールディングスが日本で初めてスピンオフIPOというものを実施する予定です。

これが結構面白そうなので簡単に解説しておきます。

 

コシダカホールディングスは完全子会社としてカーブスという会社を保有しています。（カーブスはジムの会社）

そのカーブスを分離・独立（スピンオフ）させて、独立した上場会社とするスキームです。

 

混同してしまいそうですが、ソフトバンググループから携帯ソフトバンクが切り出されて上場したケースとは異なります。

 

【ソフトバンクGの場合】

ソフトバンクGは、持っていた携帯ソフトバンク株の一部を市場で売却して現金を得ます。

ソフトバンクG株主からすると、会社の保有資産（携帯ソフトバンク株の権利）を一部失いますが、同等の現金を得るため理論上はプラマイゼロ。

ソフトバンクG株の価値（株価）も理論上は変わりません。

 

【コシダカHDの場合】

カーブスがスピンオフ上場される際に、コシダカHD株主にはカーブスの株が同数割り当てられます。

つまり、コシダカHD株主はコシダカHDとカーブスという2社の株を保有することになります。（ソフトバンクGの場合は、携帯ソフトバンクが上場したからと言って携帯ソフトバンク株は貰えませんよね）

元のコシダカHD株はカーブスがスピンオフされた時点で、カーブスの価値が引かれた時価総額になります。（新コシダカHD株とする）

数式にすると下記のようになります。

 

元のコシダカHDの株価　＝　新コシダカHDの株価　＋　カーブスの株価（公開価格）

 

例えば、元のコシダカHD株の株価が1500円でカーブスの公開価格が900円だとします。

すると、スピンオフ後は600円の新コシダカHDと900円のカーブス株を同数保有するという形になります。（正確には配当権利落ちなどで少しズレますが）

 

普段ならIPO株は抽選で当たらないし、当たってもたくさんは手に入りません。

しかし、今回のケースであればコシダカHDの株を持っていれば自動的に同数のIPO株（カーブス）が手に入ることになります。

IPOされた株は上場直後に初値が公開価格を上回るケースが多いため、コシダカHD株を持っていれば得ではないかという思惑が働きます。

 

しかしながら、今回のIPOは日本で初のケースになるので、通常のIPOと違う動きをする可能性もあって予想が難しいです。

カーブスはIPOと同時に5%程度の新株を発行する可能性もあると言っていますし。

 

とりあえずカーブス自体は業績が伸びていて、まだ成長余地もある事業です。

なかなか面白そうではあるので、オジサンは今回のスピンオフIPOに参加してみるつもりです。

 

日程的には、2月27日が権利落ち日、3月2日がIPO（カーブス上場）になる予定です。

日本初の事例ですので、時期が近付いたらWBSなどのテレビやネットニュースで取り上げられるでしょう。

 

どうなるか分かりませんが、面白いことは間違いないですねｗ

後書き

今回はコシダカHDのスピンオフについて書きましたが、今日の1Q決算の数字はあまりよくありませんでした。

 

IRに聞いたところ、以下の要因でカラオケ事業が奮わなかったとのこと

　・ラグビーW杯

　・消費増税

　・台風

　・大型店の1Q積極出店による初期コスト増

 

この辺はゆっくりと考えれば想定できたかもしれないリスクファクターでした。

4つの要因はいずれも2Qには解消または落ち着くものばかりですので、今後の巻き返しに期待します。

 

今日買ったコシダカHDは一部損切りする予定ですが、残りはスピンオフしてみようかと。

スピンオフオジサンの爆誕ですｗ

オジサンはツイッターもやってますので宜しければフォローをお願いします

@kabuojisan28