オジサンです。
いよいよ専業投資家デビューの日まで約1ヶ月となりました。
(急な仕事の延びがなければ、退職日は6月末の予定)
※追記:雇用期間延長の要請を受けたため、退職予定日が8月末になりました
専業になって時間が経つと、専業になる前にどういう準備をして、どういう事を考えていたのか記憶が薄れてしまうかもしれません。
そのため、今だから書ける現在の心境などについてブログに残しておくことにしました。
専業になってからこの記事を見たら、「昔の自分は何と甘い考えを持っていたのだ・・・」と感じるでしょうか。
あるいは「しょうもないこと心配してたな。余裕じゃーん!」となるでしょうかw
専業になる上での不安・課題は主に3つ
専業になったら直面するであろう問題は色々あると思いますが、現時点で想定していることは主に以下の3つです。
①お金に対する不安
②孤独、社会からの孤立に対する不安
③社会的地位に対する不安(結婚、賃貸などで不利)
兎にも角にも、まずは①のお金の面をクリアしないと生活がままなりません。
ですので、今回の記事ではお金に関する内容を扱います。
専業投資家という収入面で不安定な職業に就くにあたって、自分の考えや準備してきたことを書いてみたいと思います。
(今回は前編なので、”考え”について)
専業になる前に、正社員というお得な制度を放棄して良いのか考えよう
この記事を読んでくださる人はどのような立場の人でしょうか。
オジサンと同じく、専業投資家を目指している人もいるかもしれません。
まっとうな会社で正社員として働いている方へ・・・
(正社員の地位を捨ててまで)専業投資家にはならない方がいいです!
いきなりネガティブな内容から始まりましたが、日本の正社員の制度は何かと得が多いんですよね~(汗)
正社員を放棄してまで専業にならない方が良い理由
はっきり言って、投資という観点(自分の時間を投資する)でみると正社員は非常にお得な制度だと思います。
①収支が必ずプラスになる
②厚生年金やら手厚い社会保障
③簡単にはクビにならない
④株、FXなどの投資はサラリーマンをやりながらでも出来る
【①収支が必ずプラスになる】
基本的にはサラリーマンは毎月必ず給料が貰えます。
自分の貢献度が低くて給料が減る場合はあるでしょうが、マイナスになることはありません。
これって当たり前のように感じるかもしれませんが凄い事だと思います。
起業した人、自営業の人、専業投資家の人は、パフォーマンスが悪ければ収支がマイナスになる可能性があります。
サラリーマンであれば、上司から小言を言われようとも、金を出せとは普通は言われません。
普通はねヾ(・・;)
尚、サラリーマンの生涯賃金は諸説ありますが現在の若者であれば概ね2.2~2.5億円くらいと言われています。
オジサンは現在34歳で院卒で入社した現在の会社に10年勤めました。
色々合わせると6000万円弱くらいを頂いていると思います。
つまり、今から専業になるということは、オジサンの場合これから稼げたであろう2億円弱の給料を放棄することになります・・・
これから専業を目指している方は、どのくらいの給料を放棄しようとしているのかざっくり計算してみることをお奨めします。
【②手厚い社会保障】【③簡単にはクビにならない】
この辺りは本記事では詳しく書きませんが、これも正社員の大きなメリットですよね。
成果が出せない人であっても、一度正社員になると何故か簡単には解雇できない仕組みになっています。
正社員の安定感ハンパね~(・`д´・;)
【④株、FXなどの投資はサラリーマンをやりながらでも出来る】
これなんですよね・・・
兼業であることの時間的制約はあるものの、サラリーマンを続けながらでも株をやることはできます!(デイトレ除く)
さらに、兼業が専業より不利かというとそうとも言い切れない。
時間がないことによって余計な取引が減って、逆にダメージが減る可能性もあります。
つまり、基本的には「正社員×兼業=最強」だと思うのです。
だから、知り合いが専業になろうとしてても基本的には勧めない。
じゃあ何故オジサンは専業デビューしようとしているのか・・・
専業になろうとしているのは株が好きだから!
前の章で考えたように、損得勘定だけで考えたら兼業を続けるやり方が最も良いことは明白です。
それでも敢えて専業の道を歩もうとしているのは株が好きだからです!
人生の中で本当に自分が好きだと言えることが見つかるだけでも幸せだと思うのですが、それを仕事に出来れば尚更です。
オジサンさんは18歳から株デビューしてますので、投資暦は16年になります。
1日たりとも日経平均を見なかった日はないでしょう。
休みの日も株のことを考えたり研究していることも多いです。
16年間そういう生活を続けてきて、自分は本当の本当に株が好きなんだなーって感じています。
特に専業を明確に志し始めたのは3年くらい前の同僚から言われた一言
「オジサンって株の話をしてる時だけイキイキしてるよね~w」
”だけ”って部分に少々引っ掛かりながらも、なるほどと思いました。
そうか、俺は株が好きなんだと・・・
それほど株が好きならば、もっと株の世界を追求できないか、さらには株の面白さや素晴らしさを他人に広めていくことはできないか、と考えるようになりました。
専業を明確に意識し始めてから実際にデビューするまでに3年間を費やしてしまったのは、やはり”お金の不安”があったからです。
3年間をかけてお金の不安を軽減するための行動もしてきましたし、心構えも強化してきたつもりです。
その辺りは、次回の記事【専業デビューまで1ヶ月!現在の心境を残しておこう(お金編:後編)】にてまとめたいと思います。
お金編:前編のまとめ
・正社員の安定感ハンパね~
・本当に正社員の地位を放棄してまで専業になりたいのか自問自答せよ
・ただし、本当に好きなことを見つけたらそれに全力を注ぐべし(株に限らず)
※尚、正社員ではなく有期雇用の方もいらっしゃると思います。
正社員に比べると安定度は多少落ちるかもしれませんが、毎月プラスの給料が入るという時点でこれまた安定していると思います
余談ですが、弊社にも有期雇用ながら並の正社員より有能と思われるようなレベルの人が何人かいます。
それなのに正社員より待遇が落ちるのはおかしいよな~、と思いますねぇ・・・
後編はこちら↓
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